おびなたのお酒|Sobashochu は、現在準備中です。

はじめに

1917年(大正6年)、私たち【(株)おびなた】は長野県戸隠の地で創業致しました。

以来、「お客様から愛され、親しまれるおいしいおそばを作りお届けしたい」という思いでそば作りをしております。

弊社があるのは戸隠の中腹部(標高1000m)です。戸隠連邦、飯綱山にいだかれ冷涼な気候と
火山灰土の土壌はそばの栽培に適しており、古くよりそばの栽培がおこなわれ、

江戸時代には「戸隠そば」の名声は高く評価されておりました。
戸隠では美味しい霧下蕎麦の産地として人々の生活にもそばは主食の一つとして、そば切りやそばがき、そば粉のおやき等食されていました。

当社では、農業法人蕎麦の国と連携し、この戸隠の地でそばの栽培から自社で取り組みをしております。
そばの栽培、そばの製粉、製麺を自社で行い、戸隠の清涼な水、空気を活かした商品つくりを心がけております。
今後も日本3大そばの一つ「戸隠そば」の伝統を守り、伝えていくことも使命であると考えております。

そば製造会社の新たな試み そば焼酎

2020年、新型コロナウイルスの感染拡大という未曽有の事態に直面し、
私たちは人と人がつながりふれあう行動の制限や生活スタイルを変えていくということを余儀なくされました。

世の中が、少し暗くなっている。私たちおびなたが何かできることはないかと考えたことが「そば焼酎の開発」です。

戸隠はそば処として全国に知られていますが、『天岩戸開き神話』ゆかりの地でもあります。

『岩戸神話』と聞いてピンとくる方と来ない方がいらっしゃると思いますので、ここで簡単に『岩戸神話』をご紹介いたします。

太陽神である天照大御神(あまてらすおおみかみ)の弟である須佐之男命(すさのおのみこと)が、乱暴な振る舞いを繰り返して天照大御神を怒らせます。

それが原因で天照大御神は岩戸に隠れてしまい、世界は暗闇に包まれてしまいました。

そんな天照大御神を岩戸から引き出すために、神々は宴を行いました。

踊ったり歌ったり、それは楽しそうなご様子でした。

岩戸の中の天照大御神はなにが起こっているのか気になり、そっと岩戸を開けて外をご覧になったところを

岩戸の影で待ち構えていた天手力雄命(あめのたちからおのみこと)が岩戸に手をかけ渾身の力を込めて、ガラガラと

岩戸をあけ、天照大神を岩戸から連れ出したことで世の中が再び明るくなったという言い伝えです。

この時、天手力雄命が再び天照大御神が岩戸に隠れてしまうことを恐れ、

岩戸を下界に投げ捨てました。この岩戸が下界に落ち戸隠山になったとされています。

岩戸神話のように暗い世の中に明かりを戻したいという願いから、

同じく岩戸神話ゆかりの地『天岩屋』があったとされる、宮崎県高千穂町にある神楽酒造株式会社様と

約2年の歳月をかけてそば焼酎が出来上がりました。

この焼酎は、大勢で集まり、飲み、食べ、語るという人と人とのつながりが無くならないように

『戸隠宴舞(とがくしえんぶ)』と命名いたしました。

こだわりのそば焼酎

戸隠産の『そば』を原料に、国産の米こうじと麦を加え、減圧蒸留で造りました。

初めてそば焼酎を飲まれる方でも飲みやすい仕上がりとなっております。

ロックやそば湯で割ってお楽しみください。

20歳未満の者の飲酒は法律で禁止されています。

20歳未満の方への酒類を販売いたしません。